人生の敗者は立ち上がる


元旦か。

 

40年近く生きてきて、はじめて元旦を特別に感じないよ。

 

子供が、毎日夢に出てくる。
もっとも、それは子供が生まれてから毎日であるが、
最近出てくる子供たちは、いつも悲しそうな場面なのである。

 

そういえば、俺が子供のときは、正月が楽しみで仕方なかった。
お年玉がもらえるという卑しい意味ではなく、純粋に楽しかった。
なんでかは分からない。
今の子供たちには、あの昭和の正月の特別感や楽しみがないように感じるよ。

 

それを思うと、昔のほうが、世の中に活気と人間味があったように思う。
懐古主義ではないが、なんだか昭和や子供時代が懐かしいのだよ。

 

とはいえ、俺は昭和の先輩方からすれば、
昭和の初心者の部類だから、
もっと初期の昭和はどうだったのだろうかと想像してしまう。

 

なにしろ、子供と会えなくなり、
一人でずっといるものだから、空想ばかりしているのだよ。

 

そして、子供の頃から頭が悪かったから、
色んな本を読んで、知らない単語をノートに書いて、
毎日読み直して、覚えるように、忘れないようにしている。

 

何の本を読んでいるかと言うと、
図書館にある世界の名著みたいなシリーズのものを、
片っ端から読むようにしている。

 

どれにも興味がないが、そういう頭のいい人たちの文章を、
理解できるくらいに自分を高めたいと思っているのです。

 

それで、この躁うつ病ブログがはてなブログでやってた、
あの初期の頃から見てくれているマニアックな読者の方々は
たぶん察知してくれていると思うのだが、

 

文章が上手になってきたと思うのであります。
また、語彙が豊富になってきたはずなのであります。

 

今読んでいるのは、オルテガの、「大衆の反逆」というものである。
オルテガの言いたいことはよく分かるが、
間違っている部分も多いと思いながら読んでいる。
まだ、読み切っていないので論評は控える!

 

そういうわけで、例えば収監されている人間のなかでも、
真面目になっていく者がいるように、
俺もまた、この躁うつ病と不幸な運命という檻のなかで、
性根を正すべく、読書にふけっているのであります。

 

ただ、不健康なところがあって、なぜかお腹がすかないので、
ここ数日、さらに栄養不足になっているような気がする。

 

特に鬱できついわけでもないが運動もしていないので、
筋肉も落ちてきて、体重が落ちてきた。

 

だが、昔つけた筋肉でも落ちない部分も多く、
鏡で自分の体型を見ても、年にしては若々しいと思うのであります。
そのくせ、体脂肪計では、体内年齢が初老並みになっているのでおかしいと思う!

 

まず、ボクシングなどを見るとき、
どれぐらい体にダメージがあるかは、その体のハリでだいたい分かる。
長く続けて、しかも激闘を繰り広げている人間は、
体もそうだが、顔も老けてくるのである。

 

メイウェザーを見たまえ。若々しいだろう。
トレーニングをいかにしていないかを見せるのが彼の特徴だが、
つねにあの体系をあの年齢で維持していることで、
彼の影ながらの努力が分かるわけであります。
そもそも、彼は打たれてきてないから、まだ打たれ強く、ハリがあるのです。

 

それにしても、大晦日の試合は、思ったよりお遊びが少なかった。
もっとサービスタイムを与えてやると思ったが、
まあ、本人もそのつもりだったろうが、
成り行き上、「なら倒してやろうか」となった感じに見えた。

 

メイウェザーの記事を書いた翌日か翌々日、
那須川君のリナレスのジムでのスパー映像が、
試合直前ということで解禁されていたから、
abemaで見たのだが、残念ながら、思った以上にひどかった。

 

ボクサーとしての基本的なスキルがなかった。
ボクシングルールは対応できないと判断したよ。

 

ちなみに15歳のときのタイソンの映像がこれだ。

読み返してみると、ブログで次のように俺は書いていた。

「完全に大人と子供の試合になるだろう。
ここまで同じ人間で次元が違うということにショックを受けるだろう」

 

しかし、スパー映像を見て、これ以上にひどい結果になると思った。
体重差とかではなく、そもそものスキルの問題である。
あと、相手が悪すぎる。

 

あれほどの惨敗を無敗の人間が味わうとなると、
その後は、だいたい二つに分かれる。

 

別人のように弱くなるか、より強くなるかだが、前者が多い。
いかにして後者になれるかは、精神的な問題なので、
どうこうできるものではないのであります。

 

これは、人間の人生にも当てはまるもので、
俺もまた、いわば無敗のような人生を謳歌してきたため、
性根が悪くなり、傲慢な人間になっており、そして、
人生に敗北し、躁うつ病となり、そこから連敗しているところなのであります。

 

しかし、連敗のあと、ふっきれて、
努力と精進を重ねた挙げ句に、別人のように生まれ変わる例もあるのです。

 

俺は、いや僕は、そのような人間であるために、
毎日を正座する気持ちで、読書の日々を送っているのであります。

 

この絵に描いたような敗者である僕でも、
勉強し、精神を洗い直して、ふたたび一から出直そうと、
齢40をひかえて、一生懸命、額ではなく脳に汗をかいているのであります。


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